#ファッション

スマートイルミネーション横浜2019

電飾狩衣 2019年 等身大衣装 白い綿布製狩衣に青色LEDスマートイルミネーション横浜2019における参加型インスタレーション「蹴鞠装置」に併せて制作した新作の電飾衣装。白い綿布の狩衣は最も身分の低い貴族が着るものとされていた。

鬼門<袖付け>

スーツを作るとき 私が最も苦手な作業が袖付け 鬼門と言うのだろうか? いせのぐし縫いをして 複雑な曲線を二度縫いする 余談だが いせ というのは EASE という ゆとり ゆるみ を意味する外来語 楽をする という意味もあるが 作業は楽ではない 袖山を作…

スタンドカラー

ボディ部分が出来たので 襟を付ける スタンドカラーだから いわゆる背広のジャケットより作業は楽 とは言え ボディ側の曲線と襟の曲線が異なるため 神経を使う作業 マチ針を打つ間隔は狭く ミシン掛けも慎重に行う 明日は袖の作業に入ります

胸ポケット

ジャケットの胸ポケットの作業 模様合わせをして ボックス(箱)部分を作り 上下逆にして身頃へ縫う その上に ポケットのスレキを置いて 裏側から縫う >-----< こんな感じの切れ込みを入れる 裏側にひっくり返す スレキの周囲を縫う 表のボックスの際…

フラップ付ポケット

ジャケットのロア・ポケットの作業 まず 口布を付けたフラップを身頃に縫う 下の口布も縫う ポケット部分に向こう布を縫い フラップの上に置いて 裏側から縫う 切れ込みを入れて ひっくり返す 口布を引き出し 三角留めの後 ポケットの周囲を縫う 出来上がり …

スレキの裁断

今日買ったスレキに型紙を乗せ転写して 全てのパーツを裁断した 裁断して いつも思うこと 生地が余る・・・ 1.5m買ったが 1.2mで十分だったのでは・・・ でも 余裕を持って用意する癖がついてしまっている 足りなくなって 買い足しに行く手間を省く…

欲望と抑圧のドレス

個展が始まって約1か月・・・ 梅雨に入って 今週末は雨模様 鎌倉は今 紫陽花(あじさい)が きれいな季節です 個展もあと1か月・・・ 画像:個展の展示風景(手前:アイレットスーツ・右奥:ネットスーツ・左奥:ステンレススーツ)

欲望と抑圧のドレス

個展会場の一角の展示風景です 葉のコートと花のドレス 鎌倉画廊のウェブサイト>>>http://www.kamakura-g.com/

ステンレス・スーツ

現在開催中の個展から 作品をご紹介します 服装には形式があり これはいわゆる事務職の定番と されるベストにアームバンドの服装 それにステンレス板を取り付けたものです 少し違うの点は レッグバンドが付いていることとベストの形状・・・ 股間まで覆う形…

カウンター・スーツ

台北ビエンナーレの作品設置を終えた帰路 飛行機のなかで 私が尊敬するアーティストと席を隣にした 私は 世界の名作シリーズという作品を作っていて そのひとつとしてカウンター・スーツを作りたいと申し出 彼にデジタルカウンター作品の提供を求めた その作…

新しい女性

1997年 「新しい女性」というテーマで 銀座6~8丁目界隈の10画廊が共同開催した展覧会「銀座ギャラリーネット'97」 この展覧会において 私たちは「アブフォーマル・スーツ(打掛タイプ)」と マネキンの下半身にブラウン管を取り付けた「イヴ/プロ…

アブフォーマル・スーツ

「衣」の作品でアイデンティティを探求していったとき きもの の形態について考えた 直線で裁断して縫い合わせるが 唯一カーブを描くのが 袂(たもと)である 袖(そで)と言ってもよい 女性のきものは この袖の長さが違う 花嫁衣裳の打掛は 袖が長く 振袖 …

アイデンティティ

私はアパレルデザイナーと組んで制作していたので 私たちもグループ名を名乗ろうということになり ユニット名を考えた 「衣」って何? 人体のほとんどを覆い その人間の 目的や社会的経済的背景を反映するばかりか その人自身を現してしまうかもしれない つ…

国家なき大使館

「衣」の作品を発表し始めると いろいろな出会いがあった 個展に来て 私の作品に共感を覚えたアパレルデザイナーと 共同作業を始めることとなった また スパイラルのオープニングで知り合ったスペイン人アーティストと コラボレーションすることになった 彼…