小鳥の巣
春先 隣家の木に小鳥がよく止まっていた
葉が繁ったその木の枝は 我が家の敷地に越境し
雨が降ると枝が大きく垂れ下がり 通行に支障が生じたので
隣人と一緒に枝を掃った
雨が降ると枝が大きく垂れ下がり 通行に支障が生じたので
隣人と一緒に枝を掃った
すると枝の奥に 鳥の巣を見つけた
あの小鳥は ここで子育てをしていたんだと思った
あの小鳥は ここで子育てをしていたんだと思った
今朝 その鳥の巣が我が家の敷地に落ちていた
細長い植物の繊維らしきもので半球状の物体が構築されている
鳥の巣を見て 私は自分の思い違いに気が付いた
物を作るのは人間だけだと思っていたのだ
鳥の巣は かなり高度な技術で作られている
他人が作った物を 自分の作品にする発注芸術というのもあるが
鳥が作った巣を 自分の作品とするのはどうか・・・
鳥が作った巣を 自分の作品とするのはどうか・・・
タイトルは 「鳥の巣 <物を作るのは人間だけではない>」とすれば 意味もあろう
芸術とは 物の見方 考え方だから