2010-01-01から1年間の記事一覧

今宵の雨

君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思いけるかな 激しく降りつける夜の雨の中へ 私は身を投じる 今 私がこの世に生かされ 美しい自然と向き合い 感動し このちっぽけな体を張って 成すべきことを 成さんと欲す

電飾打掛スーツの修復完了

11月24日に始めた電飾打掛スーツのLEDユニット交換 http://blogs.yahoo.co.jp/junichikusaka/51580796.html 一昨日 600灯のLEDを取り付け終え 昨日と今日で電源を改良した 今までの1.5倍のLEDを光らせるため容量を上げた そして点灯試験……

それぞれの道

私の個展も 残すところ1週間 これまで 行ける日は なるべく画廊に居るようにした 明日は仕事場の大掃除と忘年会で行けない 明後日は 娘のコンサートへ… と思っていたが 私は私の表現をして 娘は娘の表現をして その日が重なったら それぞれの道を選ぶしかな…

配線処理

600灯のLEDを縫い止めたが LEDの配線に弛みがあるため 配線を縫い止めていく まず スラックスから着手 大輪の花の上を LEDの配線がうねうねと這っている 赤 白 緑 黄緑 黄 橙の6色の糸を使って 600箇所の弛みを補正していく

雨のドローイング

休暇が4日余って 年内に使わないと消える この忙しい時期に 4日も休めないので 今日と明日の2日間 休暇と取った 妻から 大掃除の指令が出たが 今日は雨模様だから 室内の 日頃手の届かない場所を掃除しながら 私は出るタイミングを計っていた 今日は小雨……

ジャケットの電飾完了… されど

9日に 後半の200灯を取り付け始めたジャケットの電飾作業を先程終えた されど 配線が切れてトラブルが発生… そして いつもより密に取り付けたため 配線の処理も必要だし 特殊な電源の開発もあるから 完成までは まだまだ日数が掛かる 未だ 道半ばと言う…

軌跡

今日は谷中のSCAIで開催中の宮島さんの個展と 銀座で開催中の恩師の個展へ伺った 14時過ぎ 家を出て總持寺の境内を歩いて駅へ 日暮里で降りて 布問屋街へ行きたいと思ったが 時間がないため 谷中へ向かう この辺りは寺が多い 学生時代の記憶が蘇える …

地道な作業

ジャケットの電飾作業が後半に入った 昨夜から取り掛かり 今 左前身頃部分が完了 あと 袖と背に取り付け 配線処理をする 完成までには まだ先は長い

ジャケットの電飾作業 後半

クリスマスへ向けて いつもより輝くために いつもの2倍のLEDを取り付けるという 一見 単純な動機のように思えるが… LEDユニットの配線処理をして これから後半の200灯を ひとつずつ縫い止めていく 試練…

ジャケットの電飾作業 道半ば

毎晩 少しずつ縫い止めているLED 今夜 ようやく半分の200灯に達した 今までなら これで完成なのだが 東京シティビューのクリスマスツリーへのリベンジのため このジャケットには通常の2倍の400灯を付ける つまり 工程は道半ばということになる こ…

「透過する光」について

現代美術と骨董のお話の伎芸天さんから頂いた 中村一美さんの本 一美さんは 同じ大学院の先輩であり 在学中 研究室の助手をされていてお世話になった方である 経歴が少し変わっていて 芸術学科から実技に転向した人だ だから… なのか 批評が付いて回る 読み…

不言実行

リセット

昨夜 作業を始めたジャケットの電飾… 積み上げ始めた積み木を崩すが如く 一旦 取り外した 間違いに気付いた時 上手くいかない時 思い切って リセットすることが大事だ 人生もそうかな? 密度を高めるため LEDの取り付け位置を計算し ジャケットにマチ針を…

進化

昨夜 作業に取り掛かったジャケットの電飾… 200灯のLEDを縫い止めていく 昨夜は右前身頃から取り付け始めたが 作業をしながら 先日のことを思い出していた 先週の金曜日 森美術館のレセプションへ行った後 東京シティビュー(展望室)へ寄った時のこと…

ジャケットの電飾

中断していたジャケットの電飾作業を再開 これから200灯のLEDをひとつずつ 縫い止めていく 気が遠くなる仕事だが 単純作業を続けていれば 必ず終わる

明々後日の準備

明々後日 12月3日(金) 仕事帰りに象の鼻テラスのレセプションへ行く 明後日は忘年会だから 明日 電飾スーツを車で運んでおく つまり 今夜のうちに準備を整えなければならない 明々後日の天気予報は 曇り時々雨… 汚れても良いと思っている電飾打掛スーツ…

観客のいないパフォーマンス

12月25日が 私の個展最終日 何の因果か 今回は電飾衣装がメインの展示だ 私は一年中 電飾衣装で あちこち出没するのだが この個展は クリスマスに結び付けられて 良くもあり 悪しくもある ように思う 昨日の夕方 来客が途絶えた隙に クリスマスの最終日…

インターフェース

「インターフェース」 2010年/鎌倉画廊/鎌倉・神奈川 鎌倉画廊が鎌倉山ロータリーに移転してから初の個展 電飾スーツを着て美術展のオープニングや街頭で出没するパフォーマンスを通じて人々と出会い 初対面にも拘らず手を振り合って 気軽に会話したり…

明日の準備

明日 森美術館の小谷元彦展 幽体の知覚 レセプションへ行く タイトルからして 白無垢白色LEDの電飾スーツが向いているように思う 私の個展と先週のBankARTのオープニングで着たものと同じだが… 点灯試験をして準備万端 明日は ときめき☆ラキラキ♪

ジャケットの修復

2年前 横浜トリエンナーレのオープニングで初公開した電飾打掛スーツ スラックスのLEDユニットを総交換したので ジャケットのも交換する 同じLEDユニットでないと 灯りの明滅が上下で合わないためだ 高価なLEDネットライトだったが 止むを得ない …

スラックスの電飾完了

スラックスの電飾作業

今日は祝日 日頃 勤労出来ることに感謝を捧げる日 この不況下に仕事があり 人並みに生活出来ることへ感謝 仕事も家もなくなってしまったら 果たして制作出来るのだろうか? 少なくとも ある程度の資金と場所がなければ 今の作品は出来ないだろう 朝から家の…

今宵の制作

今日は雨模様… 昼休みに紙を買って 夜 雨が降る闇に出た 今宵の雨は 静かに降っている 淡々と… 均質的な結果になることは 予め想定していたが 予想以上に均質的な雨の痕跡になった 雨のドローイングを玄関ポーチへ入れて乾かす アトリエで電飾作業をしている…

今すべきこと

個展会期中のため 出来るだけ画廊に居るべき と思いつつ 例えば美術館の展覧会は 作家が居ないのが当たり前で 作家に会ったり話を聞きたいと思うならば オープニングやレクチャーへ行けば良いと思う 画廊に展示した作品は 訪れた人へ 私以上に語りかける だ…

電飾打掛スーツ@大野一雄フェスティバル2010

2010年11月19日(金) 横浜のBankART1929で開催された大野一雄フェスティバル2010のオープニング公演へ行った 「Hallelujah!(ハレルヤ)」と題された舞踏・創作ダンスは木組みの2階建ての舞台で行われた 私は電飾打掛スーツを着用していたため イ…

解体された打掛

花嫁衣裳として役目を終えた打掛を解体していく 表と裏 そして 身頃から袖と襟を外し 裾に入っている綿を抜く 綿は使わないため捨てるのだが せっかくなので写真を撮っておく すべてのパーツを切り離して解体作業が完了 縫い目のクセを取るため アイロンを掛…

価値

「価値」 2010年 指輪・石・宝石箱(化粧箱) 全20個制作(20100810と20101111のヴァージョン有り) 化粧箱の裏には こう書かれています 価値と題する本作品は、石の指輪をケースに入れた状態で鑑賞することを目的としています。指輪はメッキ品のフリーサ…

自戒

芸術家は腹を満たしてはいけない 満ち足りて良い作品など生まれない 芸術家は常に疑問を抱いていなければならない 簡単に理解出来ることは芸術の対象ではない 芸術家は感動すべきである 感動なき表現は誰にも響かない 芸術家は生涯 技能を磨かなければいけな…

打掛の解体

個展が始まったので 次の発表へ向け新作に着手した 先日 入手した打掛を解体する 解体する前に 婚礼衣裳としての役目を終えた打掛と対話… 貸衣装として何人の花嫁が着たのか分からないが 祝福を受けた喜びの衣裳を労い 糸を解いていく そして この衣裳を縫っ…

個展オープニング

2010年11月13日(土) 鎌倉画廊で個展のオープニングパーティーを開催しました 私は白無垢に白色LEDの電飾スーツを着用し お祝いに駆けつけてくれた方々をおもてなし… お越し下さいました皆様へ この場を借りて厚く御礼申し上げます テーマは「イ…