2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

タグ

今日は出勤前と帰宅後に作業をしてジャケットの裏地を完成させました そして襟には ID BOUTIQUE のタグを取り付けました 明晩は クラシックコンサートへ行くので制作は休み 明後日の夜はパフォーマンスをしますが 日中は制作に没頭します 5連休なので 一気…

11) 卒業制作

年が明け 大学へ行くと私は担当助手に相談した ギブスを着けていた間 卒業制作が進まず 期日までに間に合いそうにないので留年したいと申し出た 卒業制作の成績で大学院への進学が決まるため 進学を希望する私としては 来年に延ばしたかった すると助手はこ…

ジャケットの表(3)

2からの続き 袖山にイセを入れるのだが 刺繍が厚くて無理なため アイロンで形を整えつつ 胴体と袖を縫い合わせる なかり悪戦苦闘し ようやくジャケットの表が完成 ひき続き ジャケットの裏の制作に取り掛かる その前に 肩パットの取り付け 裏地の前身頃の胸…

ジャケットの表(2)

1からの続き 襟に接着芯を貼る 胴体部分と襟を縫い合わせる 内袖と外袖を縫い合わせる 縫い代はアイロンで割る 袖口の角を縫い 折ってひっくり返す 内袖と外袖のもう一方を縫い合わせる 切れ込みを入れ 縫い代をアイロンで割る ボタンを付ける 袖の完成 3…

ジャケットの表(1)

今日は休日なので 一日中作業しました まず 毛芯を2枚合わせて縁にジグザグミシン 3枚重ねて ハ刺し 表地と合わせて際1.4mmにミシン 毛芯の縫い代をカット 次に背を縫い合わせ 縫い代をアイロンで割る 前と後の肩を縫い合わせ 脇も縫い合わせる 2へ…

10) 大怪我

4年生の秋 大学のアトリエで箱を作っている最中 カッターで手のひらをぱっくり切った 瞬間的に まずい と思った 床に大量の血が流れ 同じアトリエにいた同級生が咄嗟にタオルを渡してくれた 私はそれで手のひらを押さえ 同級生2人に連れられ医務室へ行った…

打掛ジャケットのポケット(2)

1からの続き 胸ポケットの袋を伏せて置き ピンで仮止めし裏返して ポケット口になる2本の平行線を縫う 袋を裏側に引き入れ 周囲を縫う 胸ポケットのボックス部分の両脇を縫う 刺繍部分が厚いので かなり悪戦苦闘 腰ポケットの周囲も縫うが ここで普通と違…

打掛ジャケットのポケット(1)

ジャケットの腰ポケットと胸ポケットの作業 まず 腰ポケットの袋となるスレキに向こう布の裏地を縫い止める 昨日 フラップと口布を付けた腰ポケット部分に伏せて置き ピンで仮止めする 裏返してピンを打ち直し フラップと口布のミシンの上を縫う >----…

9) 箱との出会い

自分の仕事 自分の作品が見い出せないまま 時間だけが過ぎていった 版画専攻へ移った同級生は 版画の技法・材料を初歩から学んでいたので楽しそうだった 私も版画専攻へ移ればよかったかな?と思ったが 考えた末 油画専攻に進むことを決めたので もう後戻り…

打掛スーツの制作再開

裁断を終えて中断していた打掛スーツの縫製作業に入ります まず 前身頃のダーツを縫います 前身頃と脇を縫います 胸ポケット部分を中表にして縫います 腰ポケットのフラップの表地と裏地を縫います 裏地の方が小さいのでずらして合わせます 縫い代を5mmに…

8) 自由の難しさ

古美術研究旅行から帰ると 決まった場所のアトリエを与えられた 大学で自分の居場所が出来たのだが 代わりに失ったものがあった 1・2年生のときは課題が与えられ それに対して何らかの仕事をすれば済んだが 3年生からは「何をしてもよい」と言われ 私は思…

7) 古美術研究旅行

藝大の古美術研究の滞在施設は奈良地裁の裏 文化会館の隣にあり 東大寺まで散策するのに丁度よい距離だった 2日の自由行動日を除き 2週間のスケジュールはびっしり組まれていて 毎日貸切バスに乗って奈良・京都の寺社仏閣を見て回った 引率の教官は毎年の…

6) 急性アルコール中毒

3年生になった新年度 デザイン科主催の新入生歓迎パーティがあり 中庭に設置された舞台の上で一気飲みが行われていた 大きな盃に日本酒1升が注がれ飲み干すのである 私はパーティ会場へ行く前 油画のアトリエでビール大瓶を10本くらい空けて かなり酔っ…

5) 大胆不敵

2人の担当教官を前にして 私は退学を宣告されるものと覚悟していたから 年配の教官の言葉は意外だった 俺に真面目に絵を描け と言うのか? 絵の才能がある と言うのか? フロッタージュの風景画のように ドアの人物画も良く考えて 例えば 写実的なだまし絵…

ヤフオク

先程 ヤフオクで白無垢を2点 落札しました これまで制作したのは色打掛で カラフルなものから生成りもありましたが 本当に白い打掛は これが始めてです 最後は ここへ行き着いたような気がします 真っ白な地に白い文様が入っているこの白無垢には 赤いLE…

4) 巨大なフロッタージュ

問題児のレッテルを貼られた私であるが 故意や悪意はなかった でも同級生たちは私のことを ちょっと変わった奴だと思って距離を置いた 1年生の時 仲良くなった同級生は僅か7人で その他の同級生とは殆ど口をきかなかった 予備校の時もそうだったように 孤…

3) 退学 !?

藝大の実技授業は版画や塑像など多岐に渡って造形の基礎を教えてくれたが 油画専攻であるため やはり油画の課題も出る 静物の課題で 学生がモチーフを組みたて それを30号のキャンバスに描くのがあった 3室のアトリエに分かれ それぞれモチーフになりそう…

2) 古くて新しい技法

担当教官が私の石膏デッザンを褒めてくれた訳ではないが 次の課題から私は独自性を押し出すこともなく 課題に素直に向き合った というより 1・2年生の実技の授業は多岐に渡って美術の技法・材料の基礎を教えてくれたので 興味深く取り組むことが出来た 油…

電飾打掛スーツ@寿町~赤レンガ

昨日 KOTOBUKIクリエイティブアクションのアートツアー&パーティへ行った 増本泰斗氏の公開パフォーマンス「Cooking」に飛び入り参加し パーティの後 夜の寿町を電飾スーツで歩いた 寿町は 私には難しく 今は何も言えない 多分 寿町に住まなければ 語れない…

木枠

今日 世界堂へ行き 木枠を買った でも これにキャンバスを張って絵を描く訳ではない 新作のプロトタイプ(試作)に使うためだ

裁断完了そして

今朝 打掛スーツの全てのパーツの裁断を完了しマップケースに収めた 次は縫製作業に入るが ここで中断して違う作品を制作する 前々から作りたかったものだが 電飾打掛スーツに夢中になってしまい 先送りにしていた でも18日の準備も終わったし 余り布で丁…

スレキの裁断

表地 裏地と裁断して 今朝マップケースに収めた 裁断した残りの裏地を捨てようとしたら 越後札が 3/28と書かれている・・・ 日付ではなく エディションか? 今夜はスレキを裁断 これで 裁断作業は終了 明日は パフォーマンス準備があるから作業は中断

裏地の裁断

打掛を解体した裏地をジャケットの裏地に利用する 丁寧にアイロンを掛け 型紙を置いて転写し 慎重に裁断する 真っ赤な裏地を ずっと見続けているので 作業を中断すると 白い壁が緑に見える

ジャケットの裁断

いつも6時起きだから 休日も6時頃に目が覚めてしまう でも今朝は寝直して7時半に起き コーヒーを飲んでから 昨日 裁断を始めた続きの作業に取り掛かる 前身頃を裁断し 胸ポケットの模様合わせに神経を使いながら 袖 脇 見返し・・・と ジャケットのパーツ…

打掛解体~裁断

今日から 6着目の打掛スーツの制作を始める まずは解体・・・ 役目を終えた花嫁衣裳に挨拶をする お疲れさん これから生まれ変わるんだよ と・・・ 解体を始めると 私は驚きを隠せなかった これまでリメイクした打掛はミシンで縫われていたが この打掛は全…

不具合の原因と処置

昨年 横浜トリエンナーレのオープニングへ着て行くため 突貫作業で仕上げた色打掛の電飾スーツのLEDに不具合が生じている 桜がきれいなこの時季に着て出掛けたいのだが ズボンの所々が暗い 不具合の原因を究明するため 配線のひとつひとつをチェックする…

くいだおれスーツ@BankART 1929「食堂ビル1929-食と現代美術 part4」

私は横浜在住にして それまでBankART 1929を訪れたことがなかったが 昨年1月に大学の同級生だった白井美穂さんがBankARTのグループ展「食堂ビル1929-食と現代美術 part4」に出展する話を聞きオープニングへ行った 「食」が展覧会テーマだったので 私は「く…

RIZING TUNES VOL.3

「RIZING TUNES VOL.3」 2008年/横浜トリエンナーレ2008関連プログラム@みなとみらい・横浜 横浜トリエンナーレ出展作品「リング・ドーム」内で昼と夜の2部 コンサートを行った 金大偉氏(写真中央奥)のオリジナル曲を電飾衣装を着て演奏した夜の部 …

電飾パフォーマンスの記録ビデオ

http://www.geocities.jp/idboutique/20090404performance.html

「Who's Next」展

「Who's Next」展 2008年/MUSEUM at TAMADA PROJECTS/月島・東京 キュレーターが推薦する若手作家の作品と一般公募により選出された作品による展覧会+オークションとして開催された第1回目のアワード 知人のキュレーターが審査員だったので 私は一般公募…