2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

銀杏の茶杓その2

私が語らずとも好かろう

茶箱

秋の茶会へ向けて茶箱を制作 開催場所と時期は未定だが 月の点前に用いる茶箱セットを 作品として仕上げておきたい 7月の3連休で完成させる予定で 頑張って制作していたが 最終日に肩が痛くなり制作を断念 3年前の夏 五十肩になり 夜も眠れない激痛だった…

中節の竹茶杓と甲赤棗

何の変哲もない中節の竹の茶杓 特徴があるとすれば 節下が急に細くなっている形状だろうか? ややアンバランスな印象だけど 節を基点に重量バランスは取れている 茶の師曰く 昔は暗い茶室でお茶を点てたので 掬う抹茶の重さを手で感じられるように 茶杓はな…

もうひとつの桑の茶杓

昨夜 もうひとつの桑の茶杓を仕上げた 茶杓を削っていると時が経つのを忘れてしまう 指先の感覚で厚みを確かめながら 切り出しナイフをそっと動かし 厚みが均一になるように削っていく 茶杓の中央より やや櫂先の部分を 左人差し指に乗せて均衡を見る 傾かず…

もうひとつの桑

体調が回復したので昨夜は桑の枝を削りました 枝を削る行為は彫刻のようでもありますが いわゆる彫刻作品と大きく異なるのは実用品である ことでしょうか? 目的は茶器から抹茶を掬い茶碗へ入れる 持ちやすく掬いやすく入れやすく…です 薄茶の場合は棗の上に…

桑の茶杓

昨日削り始めた桑の茶杓 桑の繊維を読み取りつつ なるべく均一に薄く削っていく 櫂先がやや大きい印象だが これ以上細くすると桑の枝の持ち味が 損なわれそうな気がしたので ここで一旦小刀を置く これ以上削れないと思った時を 茶杓の完成としている 吹雪棗…

黒竹二節の茶杓

櫂先と切止に節がある黒竹の茶杓 漆塗りを剥がした桑生地の平棗に乗せてみました