2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧
リフレッシュして部屋に戻ると テレビでニュースでも観る と聞かれた 次の間へ行くと テレビとソファが置いてある しばらくテレビを観ていると インターネットを使いたければ 隣の部屋にあるわよ と言うので行ってみる 机の上にノートパソコンが置いてあった…
次の間へ行くと 全自動洗濯乾燥機が並んでいた 少し待っていると ドアが開いて入っていた タオルで体を拭き さっき脱いだ衣類と一緒に 洗濯機へ放り込み スイッチを押す 棚に置かれた服を着て 別の洗濯機から 衣類とタオルを取り出し 手際よくたたんで棚へ置…
部屋には目的がある という記述をしたら それを突き詰めた と言うスタッフの家に招かれた 玄関へ入ると そこには 履物を置く棚がある 普通の家と違うのは 個室になっている点だ 余談だが 玄関 とは 禅寺の客殿に入る門や 武家屋敷の正面入口をそう呼んだ ら…
兼用したり 複合化することもあるが 家の各室はそれぞれ目的がある 寝室は寝るため 浴室は入浴のため 便所は用を足すところ 洗面所では手や顔や洗濯物を洗い 台所は炊事 そして 食堂は食事をするところ これら以外に 生活上必要な部屋はあるか 居間は 食堂が…
夢御殿には稀に 無欲なスタッフもいる 自分の住まいを欲しがらない 君にとって 理想の家とは どんなのか と聞くと 家は必要ないんです と言う ホームレス と呼ばれる人たちにしても ブルーシートやダンボールなどで作った寝床がある 君は眠らないのか と聞く…
竹林の番人以外にも 夢御殿には 泊り込みで働くスタッフの住まいがある ほとんどのスタッフは ゲストルームと同じ造りの 宿舎に住んでいるが 中には自分好みの家を 無限に広がるインターネット空間に建築し 住んでいるスタッフもいる そういうスタッフに限っ…
今日は陽気がよいので 竹林を散策する 夢御殿の竹種はもちろん モウソウチク だ 妄想竹 と書く人もいる 竹は成長が早く 繁殖力も強い 放っておくと すぐ荒れ広がってしまう 夢御殿の竹林には 番人がいる この季節には 筍を掘り ゲストハウスへ届けている 食…
エレベーターに乗り２階で降りる 吹き抜けに面した回廊を右へ進むと そこには 医務室がある 体調が悪くなったゲストの介護 サーキットで事故を起こしたドライバーの応急処置 そして レースの参加者の緊張をほぐすため マッサージも行う ここは夢御殿のスタッ…
中央棟のヘリポートへ着き ヘリから降りた途端 雨が降ってきた 私とVVIPのゲストは屋内へ駆け込んだ 見る間に雨は激しくなり 滝のように降ってきた ガラス張りの通路の天井にも 大粒の雨が叩きつけられているが 室内から見ると それも気持ちよく 美しさ さえ…
煙の発生源は 焼肉 だった コースのセーフティゾーンに車を停め その横でバーベキューをしている 今日はフリー走行日なので いろんな車が走っている が まさか サーキットでそんなことをする奴が 現れるとは思いもよらなかった バーベキューのご一行さんは …
何度 ヘリに乗っても 浮き上がるときの 気持ち悪さには 慣れない 自分で操縦すれば また違うのかもしれないが 重力に反して 垂直に上がるときの 頼りない感覚が 不自然極まりない 私は 陸海空と言えば 陸が好きだ 四輪を踏ん張って コーナーを駆け抜ける そ…
それでも乗りたい というゲストのために これから 空の散歩へお連れしよう 中央棟の４階へ行くと ガラス張りの通路がある 通路の正面には コントロール・ルームと レスキュー隊の待機室 そして VVIPの特別室がある 通路の途中から屋外へ出られる扉があるので…
昨日は 体調が悪く １日休んでしまった 今日も まだよくないが 夢御殿の記述を進める さて ゲストハウスの中央棟へ戻ろう 中央棟の４階部分には ヘリポートがある ＶVIPの送迎 サーキットで発生した事故現場へ駆けつけるレスキュー そして 夢御殿の維持管理…
ゲストハウスの中央棟の建築を進める 各ゲストルームから中央棟に入ると 左手に喫煙所 右手にトイレがある 通路をしばらく歩くとレセプションが見える ここは夢御殿の案内や管理などを行っている 美術館は その脇に入口がある レセプションの前は ３層吹き抜…
正方形を描く 左上の頂点からABCDとする BCの線分の中心点とDを結んだ線分の 長さを半径とする円弧を引く BCの線分の延長線と円弧との交点をEとする Eから垂線を引きADの線分の 延長線と交わった点をFとする ABEFの四角形を黄金矩形と言う ABとBEの比は約１…
住 もしくは具体的に 家 と言うのか いわゆる 住まいは 生活環境によって 大いに異なる よく例に挙げられるモンゴルのパオと呼ばれる 仮設住宅は 家畜を放牧し移動しながら生きていく 生活様式が生み出した住まいの形態だ トレーラーで暮らす人もいれば 舟を…
今日は原付レースが行われる 原付とか原チャリとか言うが 正確には 原動機付自転車 と言う 総排気量５０ＣＣ以下のエンジンを搭載した自転車だ レースに参加する条件はふたつ １） 参加車両は市区町村が交付した標識を付けた原動機付自転車であること ２） …
石庭を眺めて入る露天風呂は いつ入っても気持ちがいい が やはり夕闇の頃が 一際情緒があっていい 西向きに配置してあるので 夕方に入ると 夕焼けを見ながら ゆっくり湯に浸かる 紅く染まった空は 次第に暗くなっていく すると 石庭に照明が灯り 石を照らし…
今日はサーキットに ハイヤードライバーが集う ほとんどが黒塗りの高級車だ 皆 きれいに磨き上げられている 審査員３名が 助手席と後部座席に乗り込む ドライバーの身だしなみにはじまり ドアの開け閉め 車内の清掃状態 VIPが乗るに相応しい内装や設備か な…
ゲストルームの使い心地はいかが かな？ 車庫のシャッターは 少し時間がかかるが電動で開閉し 普通乗用車で４台分は入る広さだ もちろんハイルーフ車も入る 車椅子に乗っても 室内を自由に行き来できるよう 扉はすべて自動ドアにしている ドアが開くタイミン…
体が宙に浮く これではジェットコースターではないか ここは美術館だったはずだ これはアートか いや これはアートなんかではない でも 退屈な作品よりは こっちの方が 面白いかもしれない 一気に垂直の坂を下ると ものすごい速さで長い直線を突き進む 行き…
そうか 消えたように見えたのは 垂直に移動した ためか いやな予感がする 上昇する ということは 後で 急降下する のではないか 私は ジェットコースターの類は好きだが この華奢な単体のライドが どのように降下するのか 考えると 不安だ 博覧会やテーマパ…
私が乗ったライドは 急に旋回し暗闇に入った そして 次の瞬間 光の世界へ入った 眩いばかりの光のトンネルだ 断面は六角形をしている 前にライドが見える が かなり距離がある その差は 行きよりも広がったような気がする 今まで来た道のりを戻るのか と思う…
その複製像は 私 のようだ 録音した自分の声に違和感を覚えるように これが自分か というのが正直な感想だ パーマネントコレクションとして これから いろいろなゲストに見られるのか と思うと もっと考えて複製像を作ってもらえばよかった と 後悔した もう…
ライドは ゆっくりと進むタイプだ 前を行くライドとは 多少距離がある 角を曲がるとライドは向きを斜めにして進む するとガラス張りの長い通路になっていて 蝋人形のような人体像が並んでいる これが複製像か と思った いろいろな人が 思い思いのポーズをし…
裏のパビリオンは まだ続きがあるようだ 自分の複製像を見ていない この先に展示されているに違いない トイレへ行き 用を足し 順路に沿って進む また列ができている が 今度は少しずつ前へ進んでいる ライド型の作品のようだ ３人掛けのライドに 次々とゲス…
部屋を出ると カフェがあった 裏のパビリオンは これで終了か でも 私の複製の像は どこで見れるのだろうか まあ いいか 取り合えずお茶でも飲もう エスプレッソダブルを注文する チェーン店のコーヒー屋でそれを注文すると シングルでもダブルでも たいして…
面白そうなので同意したが ヌード撮影はご遠慮したい 自分の肉体に 自信がないのだ 計測室へ入る 中は円筒形になっている 中央に描かれたサークルに入った アナウンスが流れる これから超音波測定と写真撮影を開始します ピーという音が鳴ったら お好きなポ…
ゲストたちが進む方へついて行くと またしても長蛇の列だ 仕方がないので並ぶことにする 短気だった自分が嘘のようだ 早く先に進むことばかり考えていて 周囲の大事なことに 気がつかなかった ゆったりとした気持ちでいれば 腹が立つこともない 上手に暇をつ…
さて こちらは裏のパビリオンらしい 表のパビリオンを選んでいたら 私にとって 退屈だっただろうが こんな事態にはならなかった これからは 分かれ道に出会ったとき どちらを選択するか よく考えなければならない 例のご立腹さんは 一向に出てこない かなり…
