ひかりの実in江の島

2014年12月13日

デートDV防止を呼び掛けるNPO法人が
高橋匡太氏のひかりの実にメッセージを書いて
江の島に飾り付けるイベントを実施するに当たり

会場への誘導係として協力要請されたので
その趣旨に賛同して電飾スーツで参上することに…

天気は朝から晴れ渡り雨の心配はなかったが
次第に風が強くなってきた

昼に自宅のポストを見ると喪中はがきがあり
学生時代にお世話になった恩師の死を知った

先日　個展を開いていたので久し振りにご挨拶を
と思って行ったら本人は不在で　奥様が

主人は体調が良くないので　こちらには来ないのです
と仰っていた

その恩師は藤沢市でこども向けに絵画教室を開いていて
私は大学から大学院を修了するまで約４年間
毎週日曜日の朝　助手として通っていた

四半世紀以上昔のことだが　奥様は私のことを覚えていらしたので
先生によろしくお伝えくださいと言った

それから１か月も経たぬうちに先生は他界した
知人に聞くと　肺炎で亡くなり家族だけで密葬したと言う

先生の個展案内には　８９歳になられた先生が描いた作品…とあり
喪中はがきには９０歳で永眠と書かれていた

年齢としては大往生と言うべきだろうが　死の直前まで絵を描かれていたのは
素晴らしいとしか言いようがない

そう言えば…　私が江の島へ行ったのは５年ほど前
お世話になっていた画廊の会長がお亡くなりになったことを知り

オープニングパーティー帰りに鎌倉山からバスに乗って江の島へ行き
追悼パフォーマンスをしたのだった

奇遇としか言えないが　江の島はそういうめぐり合わせがあるのだろう
私は恩師への追悼の想いを心のうちに秘め　江の島へ向かった

江の島は強風で高波が次々と押し寄せる悪天候だったが
神奈川県のゆるキャラが居て　NPOの指示でコラボレーション

ニックネームは　かにゃお
県の非常勤相談役という名刺を持っていたので公認キャラなのだろう

風で寒かったので　この時ばかりはゆるキャラが羨ましかった

通行人（観光客）へひかりの実制作体験を呼び掛けるも
あまりの寒さのためか足早に通り過ぎて行く人が多かった

17時から20時までひかりの実ワークショップの予定だったが
スタッフの体調に配慮して１時間早く切り上げることとなった

参加者が少なかったため私もひかりの実を作って飾ろうと思い　初めて体験

その模様はYoutube動画にてご覧頂きたい