音作り

PCで音楽を作ってみて思ったのは
同じ曲でもリズムが違うと 印象がかなり異なるということ

私がこれまで編曲した曲は いずれもクラシックで ドラムが入っていない
バッハのアリア リストの愛の夢 ドビュッシーの月の光・・・

これらにドラムとベースラインを加えただけで
速度と旋律をいじらなくても かなりイメージが変わる

そして 割り当てる楽器を電子音系にすると 現代風の曲へと変化する

全く使ったことがなかったDTMのソフトウェアを 使いこなせるようになったのはいいが
これでは安易な編曲でしかない



私が音作りでやりたかったことは クラシックのリメイク

これは 演奏する楽団や指揮者によって原曲の解釈や表現が違うため
同じ曲でも 異なる印象を受ける

私がPCを使って演奏させたら どういう曲に仕上がるか?
それを前々からやってみたかったのだが この3週間没頭して仕上げた3曲は
それなりには仕上げたが 原曲が美しいため 大きく崩すことは出来なかった

今 パッフェルベルのカノンに取り掛かっている
チョッパーベースの微妙なニュアンスをPCに演奏させるのが難しい

しかし 機械的 無機的 均質的な表現に 少し人間味のある音を加え
全体として 美しい調べを作り上げたい

それから その音響にリンクする映像を見せようと計画しているが
これもソフトウェアが氾濫し 新しい表現に仕上げていくのは かなり困難・・・

iTunesのビジュアライザーを利用しようと考えていたが 何度か見ているうちに飽きてしまった

さあ どうするか? あと2週間余で本番・・・