油絵通信講座(その6 目標)
これまで 油絵通信講座では描き方ではなく 物の見方 捉え方に始まり
私が考える基本的な取り組み方 姿勢などについて語ってきましたが
ここで 向かうべき方向に関して 少し触れておきたいと思います
私が考える基本的な取り組み方 姿勢などについて語ってきましたが
ここで 向かうべき方向に関して 少し触れておきたいと思います
絵画とは多様な表現があって然るべきです
だから 決して写実的に描けるようになることを目標にすることはありません
光と影で立体感を出し 透視図法で空間を作り出す西洋技法を真似る必要はないかもしれません
だから 決して写実的に描けるようになることを目標にすることはありません
光と影で立体感を出し 透視図法で空間を作り出す西洋技法を真似る必要はないかもしれません
確かに 写実的に描けることは一種の才能だと思います
しかしそうなるには 技術の習得が必要であり 片手間で究めるのは難しいでしょう
しかしそうなるには 技術の習得が必要であり 片手間で究めるのは難しいでしょう
私は写実的に描こうと思えば ある程度描ける自信があります でも そこで止まっているのです
身につけた技術が手かせ足かせになり その先に進むことを阻んでいます
でも この場でいろいろなことを考えて 写実の先にある道のひとつが見えたような気がします
でも この場でいろいろなことを考えて 写実の先にある道のひとつが見えたような気がします
それは 省略 です
省略しても伝わるのです 逆に省略化した方が伝わりやすいのかもしれません
私たち日本人は 物を平面的に見ることが出来るのです
そして 表情豊かな線を描くことが出来るのです
そして 表情豊かな線を描くことが出来るのです