電飾黒鳶

現代美術は難解で それを理解出来るのは知識人の証である とする

作品はホワイトキューブに収まった見世物にしか過ぎないが
美学や哲学などで包み 学芸員らがさらに難しく解説する

殆どの観客は作品に込められたメッセージを見て感じるのではなく
解説を読み聞きし それを覚えて帰る・・・

そして難解な現代美術を理解したと勘違いする
それはそれで良い 全くの無関心よりは・・・

教養あるいは文化的と言うか そうしたイメージに対極するのは
肉体労働だろうか・・・

社会通念と言ってしまえば 自分に責任がないように聞こえるが
他ならぬ私自身が 社会的地位や階級意識を持っている

そのイメージを崩壊させるため 私は鳶の姿で現代美術展の
レセプションへ行ったが いまひとつ反響が・・・

では 電飾鳶にしよう! ということで 今日から作業に入る
まずは 相棒 黒鳶に赤色LEDを・・・

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