光のミステリーツアー☆10.26

10月26日(土)、台風で開催が危ぶまれましたが、14時過ぎには雨も上がり予定通り17時にスタートしました。薄暮の中、まず簡単に自己紹介をし、スマートイルミネーションのテーマなどを説明してから参加者へツアーのガイダンスを行いました。


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皆さんはこのツアーの参加費として500円お支払いして頂きましたが、それはこのツアーの最中、万が一怪我などをされた場合の保険料です。皆さんには光るピンバッジを付けて頂いていますが、これはスマートイルミネーション横浜のオリジナルで、電池交換も出来て繰り返し使える物です。本日はこれをつけて私と一緒に光る作品の一部として会場を回って頂きます。なお、このバッジは例年500円でしたが今年は400円に値下げして販売されています。ツアー参加のノベルティーとしてお持ち帰り頂けますので、ツアー参加費の8割は元を取ったと思ってください。

さて、これから案内する道中に数字に関連する何かがあります。3つの数字を途中でお伝えしますので、それをヒントにいち早く正解された方1名へ象の鼻テラスのオリジナルギフト(バンダナ・象のクッキー・象の鼻水・冊子・手提げ)を差し上げるとともに、私が制作した「イルミウェア」の試着体験500円を無料にし、私と一緒に記念撮影出来るというものです。ただし、お一人1回しか回答出来ません。では、参加者全員で記念撮影をして出発します。


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象の鼻テラスを出発し、パンフレットの地図を示して象の鼻と呼ばれる由来を説明しつつ対岸の先端に設置された藤本隆行さん他の「Time Lapse Plant_One Ring」の解説。後ほどあそこまでご案内しますと告げ、Numen / For Useさんの体験型インスタレーション「Net Blow-Up」のを紹介し、今年創設されたアワードの作品である樫村和美さんの「Light Bottles」の前で最初のヒントを出しました。最初の数字は「4」です。


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樫村さんの作品はたくさんのペットボトルが優しげに光っている作品です。参加者に数える時間を与えず、パーク内に設置されたアワード作品を見て回ります。残念ながらこの日は台風の影響もあり馬場美次さんの「赤い光」と楠本拓真/渡邉勝樹/土居竜也の「Stamp.」は点灯していませんでした。
マユミユウコ+コイケナオさんの光に手をかざすと音が鳴る「光の楽譜」を体験して、開港プロムナードをみなとみらいを背にして進みます。


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象の鼻パーク内は高橋匡太さんの「WRAPPING THE CITY LIGHTS 2013-既存都市照明のカラーチェンジ-」により普段とは違う夜景が創出されています。神奈川県庁はピンクリボンかながわさんの連携プログラムでピンクにライトアップされています。プロムナードの下にある竹澤葵さんの「バルーミネーション」を後ほどお連れしますと紹介しつつ山下公園へ向かいます。

山下公園には高橋匡太さんの「ひかりの実」が設置されています。作家さんご本人がいらっしゃったのでお話を伺うことが出来ました。現在ひかりの実は1000個を超えましたと…。 参加者全員でひかりの実の前で記念撮影をして二番目のヒントを出しました。


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「6」です。始めは4、そして6… ですのでひかりの実ではありませんね。と私が言うと参加者の一人が「そのスーツの光の数じゃない?」と思わず言って「正解!」。ちなみに最後の数字は「5」です。私の電飾スーツには465個のLEDが取り付けられています。

開港プロムナードを戻って象の鼻の突端へ向かいます。早稲田大学理工学術院創造理工学研究科建築学専攻入江研究室LENGAさんのアワード出展作品「透/燈」を見て、一番初めに紹介した藤本隆行+石橋素+真鍋大度+柳澤知明さんの「Time Lapse Plant_One Ring-Energy Rescue Ship Version-」を体験します。この作品は近くに停泊した船舶から供給される電力と太陽光発電パネル一体型LEDを使い光と影による不思議な時計のような空間を作り出しています。


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そして竹澤葵さんの「バルーミネーション」を体験します。これは傾けると色が変わる仕組みです。しばし中へ入ってお楽しみください。


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株式会社中川ケミカルさんは企業として参加され、蓄光シートに光を使ってらくがきが出来ますので体験してください。光に反応すると言うことは私のスーツの光にも… LEDの跡が付きました。


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トーチカさんがライトペンを使って映像化したアニメーション作品《TRACK》を見て、最後は横浜税関に影絵を投影する「The meeting Shadow Play」を体験します。これも高橋匡太さんの作品です。


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象の鼻テラスへ戻ったのは18:35。予定通り約1時間半のツアーは事故もなく、一人の脱落者もなく無事に終了しました。