2006-06-23 欲望その150 夢御殿 #小説 今 私は ひとり 竹林に佇み 思慮に耽ってる 今夜は風もなく 竹林はひっそりと 私を包み込む 少し湿気があって どんよりとした空… 月は雲に隠れている なぜ あのとき そうなってしまったのか 別に あきらめたわけじゃなかった筈だ 悔やんでも仕方がない が 今となっては 現実を素直に受け入れるしかない 将来に向かって 今 何をすべきか 真剣に考えなければならない もう 次の戦いは 始まっている