その14

アーティストは色彩と形態を駆使し 観る悦びを創出する
例え平面作品であっても それは視覚だけに訴求するものではない
美術館であれば 作品が設置される展示室の空間の中での体感であり
他の作品との干渉や順列も影響する  

アーティストは美学の探求だけが仕事ではない
社会との関わりの中で 何をすべきか いつも意識している
問題に直面し 自分なりに答えを出さなければいけない 

芸術は 何をしても自由であるがゆえ 
芸術家は 何をすべきか迷うことも多い 

何を言わんとしているのか 
何を伝えたいのか 
協調を求めるのか 
反発を仕組むのか 

どんな表現でも構わないが 手段もメッセージとなる 

タイミングや発表の場も重要だ 
いつ どこで 何を提示するのか 

記述は飛躍する こともある