2006-02-26 欲望その25 夢御殿 #住居 私は考えている この「夢御殿」は言説空間の建築だ 言語による描写は広がりがあり 自由さがある 読む人によって イメージされる空間に相違がある 私はここで記述しながらも 実際に建築したときの形態や位置関係を考えている 記述がある程度進んだ段階でプランをCADでつくるつもりだった しかし 図面化することは 形象を固定することであり この「言葉の建築」は広がりを失う 「夢御殿」は記述にとどめていた方がよいのか それとも 記述を追って 拡張し続ける図面を描いていけばよいのか