離れて見る

打掛スーツにＬＥＤを仮止めして　何か変だと感じ　一晩考えた
そう思うときは　大概おかしなことが起こっている

絵もそうだが　何か上手くいかないときは構図が悪いか
形や位置関係が狂っている

そのまま描き続けると　画布と絵の具が無駄になるだけ
それまでの積み重ねを切り捨て　思い切って直すことが大事

絵を描くときは　画面に近いところでの作業のため
たまに離れて見ると全体像がよく分かる

裁縫も　また然り

離れて見ると問題点が一目瞭然
やはり電飾の配線が　きものの模様を殺している

そして　離れて見ることで　どのように配線を留めていくか
流れが掴めるのだが　もう少し眺めてから作業に入る

そこで　もう１着の電飾作業から先に進めることに・・・

さて　今日から師走

街はクリスマス・イルミネーションで輝く
私も　電飾スーツで街の灯りと競演

明日は　象の鼻テラスでのオープニングへ行く

一期一会