光と音のパフォーマンス(構想)

今秋の個展初日は 光と音のパフォーマンスを披露しようと思っている

2008年 横浜トリエンナーレ関連プログラムでコンサートを開催した時は
金大偉さんに演奏を委ね 彼のチャイナ・テクノに合わせ 私はアドリブでエレキ・ギターを弾いた

もちろん 夜のコンサートで 金さんはピークレベルメーター・スーツを
友人なかざわくんは電飾打掛スーツを 私は宮島達男さんのカウンター・スーツを着用し
リングドームに張った膜には ビジュアライザーで音を視覚化した映像を投影した

この手法は最近 あちこちのコンサート会場で見受けられるようになったが
実は私が2000年に パリ滞在中 考案して実施したものだった

日本でも2002年に 原美術館中庭でステファン・ケラー(スイス人フルート奏者)氏の
コンサートを企画・開催した時も 大々的にビジュアル・プロジェクションを披露した

こんなに広まってくると 創始者である権利を主張しても仕方がないため
更に面白い 音と光のパフォーマンスを考案しなければならないだろう

そして 演奏(音作り)も自身で手掛ける必要性を感じている
他人に頼んでしまえば楽なのだが これまでの経験で上手くいったのは一度だけ

個展初日まで5か月を切った
今 制作中のドレスは今月末までに仕上げ 来月から音作りに着手しようと考えている