私のプライベートゾーンには吹抜がある
高さは5メートルくらいだろうか
その吹抜の部屋で この記述を進めている
部屋の周囲の壁には 本棚があり
蔵書が いつでも取り出せる
しかし 何年も手にとって見たことがない
書物がたくさんある だから
陽気がよくなると 書物を持ってテラスへ行く
虫干しを兼ねて 蔵書をぱらぱら と めくる
書庫は 温度と湿度が最適に管理されている
が それでも 動きがない書物は 少し臭う
動かなくなったものは やはりだめだと思った
空気の対流がないと 部屋も死んでしまう
人もそうだ と思った