茶会「交響曲第六番」

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スマートイルミネーションみどりの一環として開いた茶会

横浜市緑区里山や田園が多く残っている
開催地中山駅からほど近くにも田園風景が広がっている

そこで田園を主題に茶会を企画

田園と言えばベートーベンの「交響曲第六番」ということで
掛軸代わりに音楽を掛けた茶席をカフェの一画に設えた



緑区には農家も多く 障がいのある方々が農家から農産物を仕入
週2回 区役所で販売しているので 栗を購入して和菓子制作を依頼

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(和菓子の先生作の栗餅 菓子の銘は「月あかり」)
光るCDケースに栗の葉を入れた銘々皿に乗せて出した



茶碗は田園に因んで稲藁の灰で作る藁灰釉の品
10客揃えたのは白萩茶碗 仕舞いは唐津岸岳系の絵付茶碗

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恒例の光る茶筅 薄器は交響曲第六番の「六」に因んで六角
茶杓は農耕具の鋤形に削り出した



一夜限りの夢幻の茶会
次回はスマートイルミネーション横浜で船上茶会を開く

スマートイルミネーションみどり<告知>

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横浜緑区で行われるスマートイルミネーション☆
当初は里山地区で始まリました

臨海部で開催されているスマートイルミネーションを
竹林や田園のロケーションで展開しました

その後 中山駅近くの飲み屋街へ会場を移し
幻影横丁をテーマに3年間開催しました

それは一人の熱心な役所の職員が居たから…

その方が異動となり 緑区のスマートイルミネーションは
今年で最後となります

昭和の香りが残る街並みでの光のお祭りですが
プロデューサーの個性がはっきり出ている面白い企画でした

さてフィナーレを迎えるイルミネーションへ
私は茶会と衣装体験+記念撮影プログラムで参加します

お近くの方々 ぜひお越しください☆

七夕茶会(ご案内)

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平成30年7月6日(金)
18:00~・19:00~・20:00~
各席定員6名 予約制

ご予約は下記facebookのイベントページからお願い致します


facebookをご利用になられていらっしゃらない方は
junxaka@gmail.comへ希望時間帯と人数をお知らせください

茶会費 1500円

場所 象の鼻テラス
    横浜市中区海岸通1(象の鼻パーク内)
交通 みなとみらい線日本大通り」駅出口1より徒歩3分

主催 茶道裏千家準教授 徳永宗夕
    美術家 日下淳一
協力 象の鼻テラス
    画家 西松幹浩

油抜き

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12月初旬に切り天日干ししていた竹
立春なので油抜きをしました

節上が油抜きをした状態

外にカセットコンロを出して炙り
表面に油が浮いて来たら
素早く雑巾で拭き取ります

まだうっすら緑色をしているので
白くなるまで暫く陰干ししてから加工します

寒月

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木島櫻谷作「寒月」
前に日曜美術館で放映していたこの作品を見て深い感銘を受けました

凡そ百年前に描かれたこの画は文展(文部省美術展覧会)日本画の部で最高賞を獲得したものの
当時新聞記者をしていた夏目漱石が「屏風にするより写真屋の背景にする方が適当な絵」
と酷評したそうです

それを機に櫻谷は黙って画壇を去りました…

夏目漱石と言えば紙幣に印刷されるほどの人物ですが 私はこの話を知って漱石が嫌いになりました
元々何とも思わず漱石の文学作品など読んだこともありませんが 私としてはアウトです

見識が狭いのか感覚が鈍いのか分かりませんが 言葉に溺れる無能な評論家は後を絶ちません
そんな意見に右往左往せず 自らの信念を貫けば良いだけだと思います