MASS MoCAのオープニング

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いよいよMASS MoCAがオープニングする

GALAと呼ばれるフォーマルなオープニングパーティがある

入場料は高かった… ひとり15000円くらい

でも 美術関係者やプレスが出席するため 服の作品を着て行けば いい宣伝になる

チケットを買って 車でMASS MoCAへ行った

カウンタースーツは 着て運転できないところが欠点だ

トイレで着替え 展示室へ行くと 大勢の人がいた

皆 私を見ると 一様に目を見張る

そして プレスがカメラを向ける

私の「衣」の作品は MASS MoCAの出展目録にないが

今 確かにこの美術館の展示に加わっている

私は展覧会場をひと通り見たが 行く先々で 人に捉まる

プレスのインタビューも受けた

全部見終えるのに 予想以上の時間を要した

私はシンデレラボーイだ

カウンタースーツのバッテリーは約1時間半で消耗する

デジタルカウンターの明かりが弱くなったため

トイレへ行ってバッテリーを交換した

そして 今度はパーティ会場へ行った

薄暗いところだったので カウンタースーツが映える

会場にいた全員が 私を見ている

話しかけてきた人には CACで個展をやっているので

ぜひ見に行ってください と案内状を渡した


パーティは夜通し続くようだったが

再びバッテリーが消耗してきたので引き上げた

MASS MoCAでのパフォーマンスは成功だった





画像:カウンター・スーツ(プロトタイプ)1999年
   (ソラリゼーションのフィルター使用)