台北ビエンナーレ「欲望場域」

台北ビエンナーレ「欲望場域」
1998年/台北市立美術館/台北・台湾


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台湾、中国、韓国、日本の4か国・地域の30余名のアーティストによる国際展「台北ビエンナーレ1998」は 人間の尽きない「欲望」をテーマに台北市立美術館で開催された

同展において日下淳一/アイディーブティックは 1階のガラス張りの大空間に 30点の衣装を並木道のように2列・丘状に設置した

作品のタイトルは「アクロス・アイデンティティ」 台湾語で「超越認同」

観客は2列に並んだ衣装群の間を通り抜けることにより 多様なアイデンティティと遭遇することになる

同作品はこれまでに制作した「衣」に関する作品の集大成であり ひとつの節目となるインスタレーションとなった

(同作品は台北市立美術館所蔵)