2011-01-01から1年間の記事一覧

制作再開!

あなたは あなたの道で頑張っているから 私は 私の道で頑張ろうという気になりました 震災後 片付けなどで滞っていた電飾作業を 今日から始めます 300灯の高輝度LEDユニットを加工して 白無垢のジャケットに ひとつひとつ縫い止めていきます 地震と津…

想いは止まず

愛するあなたへ 甘美な曲を届けたい El condor pasa http://www.youtube.com/watch?v=ydl_0KUItU8&feature=fvwrel

私の人生

私は表現を通じて 自己を見つめてきた 同時に 私が生きている世界を 自分の目を通して見つめ 考えた結果を作品に刻んできた 大それたことではなく 一人の人間として 出来得る限りの考察と行為 私にも欲があったし 今もあることは否めない でも 人間は皆 自ら…

愛とは

自分の欲望を捨てること

思い掛けないもの

アトリエの書棚を片付けていたら 思い掛けないものが出て来た ジョセフ・コスースと中村一美 そしてジョゼフ・コーネルのカタログ コスースは1982年4月に鎌倉画廊(当時は銀座にあった)で開催された個展 私が大学に入ってすぐの頃に観に行ったものだ 中原佑…

箱について

箱は世界の縮図である 箱は社会の標本である 箱は個人の物語である 箱は思索の基礎である 箱は問答の過程である 箱は表現の旅路である 箱は時空を閉じ込める 箱は記憶を封じ込める 箱は意識を解き放つ The box is a microcosm of the world The box is a spe…

雨のドローイング

雨の朝 雨に対する意識が変わる 放射性物質が大気中に拡散していると 雨と一緒に地上に落下する / ただ 関東地方の放射線量は平常値の範囲かやや高い程度で 放射線医学総合研究所(放医研 千葉市)は 「東京近郊では人体に影響するレベルでは全くない (同…

昨日のこと

昨日 友人の個展を拝見しに出掛けた 自宅からJR鶴見駅まで 總持寺の境内を抜けて歩いた 紅梅が目に鮮やかだった 電車は通常運行で 鶴見から京浜東北線快速に乗り 浜松町で山手線に乗り換え有楽町へ 駅前は人が多く 銀座も賑わっていたようだ 友人の個展会…

変わったこと 変わらないこと

食料や燃料が不足し始め 計画停電という事態に陥って 節約やエコドライブ 省エネを意識する生活に変わった 今まで当たり前に手に入った物が手に入らなくなると その貴重さを痛感する 原子力発電所の事故によって危惧される放射能汚染の危機も含めて 予想を超…

スラックス完成

今日は地震で甚大な被害を受けたオフィスの復旧作業を始めた 倒れたキャビネットやロッカーを立て直し 散乱した書類をとりあえず山積みにし 通路を確保した 地震の時 壁に何度も打ち付けられた肩の痛みも忘れ 手が上がらくなるほど肉体を酷使した 山積みにな…

スラックスの縫製(3)

今日は計画停電に備え 朝早く起きて出来ることを済ませておこうと思ったら 会社から「今日は休業」という電話連絡があった 休業と言っても自宅待機で 何かあれば いつでも出勤出来る体制でいないといけない 私はマイカー通勤のため 電車の運行に左右されない…

手を繋いで

津波に巻き込まれた女性が一命を取り止め テレビのインタビューに答えていた 子どもの手を握り締めていたが 津波の勢いが激しく手が離れてしまった… 自分は必死にもがいて助かったが 子どもは行方不明 想像を絶する出来事で 胸が詰まる思いだ 私は愛する人と…

幸せとは?

今 私は生きている そして 愛する人も生きている それだけで 幸せなのだから…

スラックスの縫製(2)

今日は記録を取らず 制作に専念し 一気にここまで縫製作業をした 地震で被害を受けた仕事場の復旧を 明日から始めるので忙しくなる 当面 ラキラキ☆も自粛…

スラックスの縫製(1)

今夜から 白無垢のスラックスの縫製に取り掛かる まず 縁かがり 前と後ろの両脇と ポケットの見返しと脇布 そして左前の見返し 人は 生まれる時も死ぬ時も 大抵一人だけど 人生の大半は誰かと一緒に過ごしている その誰かは 自分が選んだ人なのだろう 幸せを…

ジャケット完成

ジャケットを仕上げる ボタンホールの位置を決めてピンを打ち ミシンを掛けていく ボタンを付けて ジャケットが完成 有言実行

ジャケットの縫製(13)

完成まで先が見えているが 無理をすると失敗するから 今日は作業を止めようと思ったけど 少し休んだら また作業を続ける気が起きて 進めるところまで進もうと 手を動かし始める 前身頃の見返しの裾を巻き縫い 裾の裏地をまつる 星止めをすると… 指に針が刺さ…

ジャケットの縫製(12)

白無垢ジャケットの最後の仕上げに取り掛かる まず 裾の奥まつり 襟の裏表を内側でまつる 袖口もまつりぬい 手縫いの作業が続く… もう少しで終わるのだが 疲れたので少し休憩

ジャケットの縫製(11)

表と裏の襟を合わせて縫う 前身頃を縫う 増し芯は縫い目の際で 見返しは控えの2mm幅分を 角は斜めに裁ち落とす ひっくり返して アイロンで形を整える ようやくジャケットの形になった この先は手縫いの作業が続く 今夜 パーティーへ行くため 今日の制作は…

ジャケットの縫製(10)

襟の縫い代にV字の切れ込みを入れる 襟に ID BOUTIQUE のタグを付ける 外袖と内袖を縫い合わせ 縫い代をアイロンで割る 袖山にいせのステッチ 袖を縫って 縫い代をアイロンで割る いせステッチの下糸を引いて 袖山を作る 身頃と袖を縫う ジャケッ…

ジャケットの縫製(9)

裏地の前身頃と脇を中表に合わせて縫う 背も中表に合わせて縫う 背の中央にはゆとりを持たせているから ゆとり部分を重ねて仮止めミシンを掛ける 肩を縫い合わせ 脇を縫い合わせる アイロンで縫い代を割り 襟を付ける 裏地の胴体部分の作業完了

産道の記憶

子どもの頃 高熱を出して寝込むと 必ず見た夢は 赤くうねうねとしたベルトコンベアーのような物体が 形を変え流れて続けて来る中で ただ苦しみを感じて… 大人になってから その夢は見なくなったが その話をしたら ある人はこう言った 「それは産道を通った時…

ジャケットの縫製(8)

ジャケットの裏地の制作に取り掛かる 前身頃の裏地にゆとりを入れる 両脇に仮止めミシン 見返しと裏地を合わせて縫う 縫い代を裏地側に倒して 際にステッチ 内ポケットの袋布を伏せて置き ポケット口にミシンを並行して2本掛けて >--------<の切…

セルフポートレート@象の鼻パーク

2月28日(月) 「横浜ランデヴー プロジェクト展 -スタジオ2011」オープニングレセプション@象の鼻テラスへ行った 降り続いていた雨は止み 雨上がりの横浜の街と競演 象の鼻テラス前の広場で 四方を背景にセルフポートレート 今宵はブルーライト・ヨコ…

ジャケットの縫製(7)

袖を付ける 先に作っておいた袖山をイセる 2本の粗いステッチを掛けて 下糸を引いて袖山を作る 胴体と袖を中表に合わせてピンを打って2度縫い 脇の下の縫い代は幅5mmに裁ち落とす ジャケットの表側の作業完了 (追記)16:52 肩パットを付けるのを忘れ…

ジャケットの縫製(6)

ジャケットの前身頃に増し芯を仮止めする 前と後ろを合わせ 肩を縫う 縫い代の増し芯をミシン目の際で裁ち落とす 脇を縫う 縫い代はアイロンで割る 次に襟を縫う 縫い代にV字に切れ込みを入れ 襟側に倒してまつる ジャケットの胴体部分の作業完了

ジャケットの縫製(5)

続いて ジャケットの胸ポケットを作る 接着芯を貼った斜め箱ポケットを中表に合わせて15mm幅ステッチを掛け 縫い代を5mm残してカット… 角の部分は斜めに鋏を入れる ひっくり返して 下の部分に15mm幅ステッチを掛け 縫い代を5mmに裁ち落とす 箱…

ジャケットの縫製(4)

スレキがなかったため 中断していたジャケットの前身頃のポケット作り 真っ白なスレキを裁断したので作業を再開する まず腰ポケットの向こう布(裏地)の天地を15mm幅に折ってアイロンでプレス ついでに 内ポケット分も作っておく 折り代を6mm程度残…

スレキの裁断

昨日 調達したスレキを裁断する 前に1m買って足りず それ以降1.5m買っていたが いつも余るため 今回は1.2mにしてみた きれいにアイロンを掛け パターンを置いて転写していく スラックスのウエストバンドの裏布はと持ち出しはバイアス(斜め)で取る…

ジャケットの縫製(3)

袖の作業を続ける 袖口を奥まつり縫い ひっくり返す ボタン付け オーソドックスな4つボタン 今日 昼休みにユザワヤ(横浜ベイクオーター・アネックス店)へ行った 先日 行った時 欲しかった色のスレキがなかったけど 真っ白なスレキがあって それでも良いか…